徒然チルドレン 第2話「春」【感想レビュー】

2017年7月19日 11:59

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徒然チルドレン 第2話「春」【感想レビュー】徒然チルドレン講談社KING RECORDSマガジン©若林稔弥・講談社/徒然チルドレン製作委員会

徒然チルドレン 第2話「春」【感想レビュー】徒然チルドレン講談社KING RECORDSマガジン©若林稔弥・講談社/徒然チルドレン製作委員会[写真拡大]

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 今週も無事、「徒然チルドレン」リアルタイムで観れました。

 リアルタイム視聴不精のネジムラです。どうも。

 「徒然チルドレン」は放送後も多くの配信サイトで、公式に配信されておりますので、リアルタイムで観れなくても後追いは可能だったりするのですが、やはり「TVアニメであるからにはリアルタイムで観たい!」という信念の下、断固として火曜の深夜の空気感を感じながら視聴して参ります。

 いつか見逃す日があったら、今の発言は忘れて下さい。

 では恐れ多くも、2話「春」のレビューをさせていただきますね。

■徒然チルドレン 2話「春」


 2話にして早くもOP「アイマイモコ」が省略!

 水瀬いのりさん成分は今週は本編で補給してくださいということでしょうか(OPを歌っている水瀬いのりさんは高野千鶴役)。その分密度の濃い4つのエピソードが放送されました。いずれも原作単行本一巻収録作品「お兄ちゃんの彼女」「春」「コンタクト」「雨」の4つです。

■古屋ほたる 初登場


 2話はほたるちゃんの登場からスタート!1話で登場した真面目な男子・古屋くんの妹さんです。

 前回、小悪魔女子の皆川さんから告白まではされたものの、付き合うまでには発展していない古屋×皆川ペア。その間に強引に割り込むほたるちゃんが、迂闊にも敵に塩を送ってしまう、そんなとびっきり可愛いエピソードでした。

 「徒然チルドレン」の前に放送されている「アホガール」の余韻を引き継ぐかのような、ほたるちゃんのコロコロ変わる顔芸は秀逸。二番組間の緩衝材みたいな役割になっていましたね。

■加賀君 初登場


 そして新入生・加賀優樹くんも登場!

 こちらも続きのエピソードとして、前回見事先輩とハッピーエンドを迎えた笹原先輩(光背視点)が登場です。学年が一個上がり、唯一の天文部員となってしまった笹原先輩が必死に新入部員を得ようと頑張るこのお話、前回も可愛かったけど、笹原先輩の一挙一動がこれまた可愛い!

 加賀君がときめいてしまうのも分かります。あの笹原先輩を観たら私も、パシリでもなんでもやってあげられそうな気分です。

 そんな感じで前半2エピソードは、1話とは相反して、三角関係を匂わせるお話となりました。今後が楽しみです。

徒然チルドレン 第2話「春」【感想レビュー】

画像引用元:徒然チルドレン講談社KING RECORDSマガジン©若林稔弥・講談社/徒然チルドレン製作委員会

■剛田 × 上根


 そして後半2エピソードは、前回同様男女二人の恋模様を描くパートです。

 真面目で誠実そうな剛田くんに、上根ちゃんが思いきって告白するエピソード・・・なんだけど鈍感な剛田くんが勘違いをしてしまって、さらにそれで会話が成立しちゃうというコミカルなお話です。ただ、告白した上根ちゃんにとっては清水の舞台から飛び降りる覚悟で、告白したであろうことはイメージできるので、笑えるんだけど、笑い難い不思議な感じです。上根ちゃんから涙が零れるシーンはわずかながら、心臓をくしゃっと掴まれるような苦しさを感じました。

 それでもなんとかアンジャッシュのコントみたいな流れでカップル成立した剛田くんと上根ちゃん。この二人が今後どう付き合っていくのかこちらも動向が楽しみです。

■菅原 × 高野


 2話目ラストは菅原くんと高野さんのコンビが初登場。

 菅原くんが好意を抱くのは、自分に自信がないどころかなんだか悟りを開いてしまっているような女の子・高野さんです。全然恋愛感情を漏らさない高野さんが、無意識に相合傘で身を寄せてくる破壊力たるや、恐ろしいものがあります。(ただ、そこが良い!)

 恋愛トークに持っていったり、ついには告白にまで至る菅原くんは果敢に攻めていて、かなり頑張ってはいたのですが、努力も空しく、残念ながらこのエピソードでは結ばれませんでした。高野さん、強敵です。(ただ、そこが良い!)

 そんな菅原くんの四苦八苦が無駄かと言えば、実はそっと少し距離が縮んでいることが視聴者にだけは分かるのが憎いところです。高野さん、是非クッキー焼いていってあげてください。

 そんな感じで2話も非常に充実した15分でした。

 漫画とは違い、ところどころ効果音が付いているところがアニメ特有の良いところだなぁと実感する回でもありました。ちょっととぼけた音がいい感じのアクセントになっていたりして、漫画を既読済みでも思わずその演出に笑わさせられます。

 また、1話のレビューでも書きましたが回の締め方が素敵です。サブタイトルで締める「春」や、桜の花びらがハート形に重なる演出が2話の最終カットになるなど、アニメ独自の演出が、良い感じのポジティブな余韻となっております。「徒然チルドレン」、今後もエピソードの“締め”に要注目です。

 次回は「至近距離恋愛」。

 千秋&香奈コンビが初登場です。これまでのキャラクターの続きのエピソードはあるのかな?原作既読サイドの人間なのに早くも次週が待ち遠しくなってきました。

 制作陣の皆様、来週の火曜深夜を楽しみにしてます。頑張ってください!

 徒然チルドレン 1話「告白」【感想レビュー】

(あにぶ編集部/ネジムラ)

徒然チルドレン講談社KING RECORDSマガジン©若林稔弥・講談社/徒然チルドレン製作委員会

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