【業績でみる株価】スター・マイカは07年来の高値圏、17年11月期第2四半期累計を増額修正して通期も増額の可能性

2017年6月30日 15:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 中古マンションの賃貸・販売および投資事業を展開している。中古マンションを再生するリノベーション事業であるスター・マイカ<3230>(東2)は、17年11月期第2四半期累計の連結業績予想を増額修正した。通期予想にも増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開で、07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年11月期第2四半期累計を増額修正、通期も増額の可能性

 6月22日に17年11月期第2四半期累計(12月~5月)の連結業績予想を増額修正した。売上高は18億17百万円増額して前年同期比19.4%増の123億06百万円とした。営業利益は5億74百万円増額して同41.6%増の22億72百万円、経常利益は5億66百万円増額して同54.2%増の19億51百万円、純利益は4億42百万円増額して同65.6%増の13億53百万円とした。

 中古マンション事業において、リノベーションマンション市場の拡大に伴い、中古マンションの物件販売が順調に推移した。インベストメント事業において、市場動向を捉えた投資戦略により、保有物件の早期売却を推進したことも寄与した。

 17年11月期通期連結業績予想は売上高が16年11月期比3.9%増の218億円、営業利益が同3.0%増の33億56百万円、経常利益が同5.7%増の27億27百万円、純利益が同4.3%増の17億50百万円としている。保有物件の販売によって変動するが、第2四半期累計の大幅増額修正を考慮すれば、通期予想にも増額の可能性がありそうだ。

■株価は07年来の高値圏、好業績を評価して上値試す

 株価は年初来高値更新の展開で、6月30日は2880円まで上伸した。07年来の高値圏だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。そして13週移動平均線も上向きに転じた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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