【株式市場】米FOMCを控え日経平均は強もみ合いだが材料株や内需株が強い

2017年6月14日 16:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均(14時40分現在)は1万9926円34銭(27円99銭高)、TOPIXは1596.30ポイント(2.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億8145万株

 14日後場(14時40分現在)の東京株式市場は、米国の金融政策決定会合(FOMC)の結果発表を日本時間の今夜に控え、利上げ確実という点に異論はない様子だが様子見気分はあり、材料株や内需関連株を選別する展開になっている。JR3銘柄や航空2銘柄が高く、大成建設<1801>(東1)は一段ジリ高となって2000年以降の高値に進むなど建設株が強く、日経平均は強もみ合いを続けて22円71銭高(1万9921円46銭)前後となっている。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQSDAQ平均も高い。

 小野薬品工業<4528>(東1)が自社株買いと償却などが好感されて急伸したまま活況。エンシュウ<6218>(東1)がストップ高となり、トヨタ自動車<7203>(東1)などとファイバーレーザー装置に関する特許を取得との発表を受けて買い殺到。トランスジェニック<2342>(東マ)は北海道がんセンターなどとの共同展開発表などが好感されて大幅続伸。夢展望<3185>(東マ)やパスポート<7577>(JQS)はパーソナルトレーニングジムのRIZAPグループ<2928>(札幌ア)が出資することなどが思惑材料視されて高い。

 東証1部の出来高概算は12億8145万株(前引けは8億7161万株)、売買代金は1兆6117億円(同1兆960億円)。1部上場2018銘柄のうち、値上がり銘柄数は1078(同1014)銘柄、値下がり銘柄数は799(同834)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、陸運、繊維製品、その他製品、水産・農林、医薬品、電力・ガス、小売り、 その他金融、精密機器、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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