東京為替:ドル下げ渋り、110円台に戻す

2017年6月13日 09:55

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記事提供元:フィスコ


*09:55JST 東京為替:ドル下げ渋り、110円台に戻す
13日午前の東京市場でドル・円は110円近辺で推移。日経平均株価は小幅安で推移しており、株安を嫌ったドル売りは増えていないようだ。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。109円50銭近辺には顧客筋などのドル買い興味が残されていることから、アジア市場でドルは109円台後半で下げ渋る可能性が高いとみられる。米金利見通しの不透明感は増しているが、米金融政策決定前にリスク回避的なドル売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。ここまでのドル・円の取引レンジは109円83銭から110円02銭。
・ユーロ・円は、123円02銭から123円20銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1194ドルから1.1208ドルで推移

■今後のポイント
・109円50銭近辺で顧客筋、個人勢のドル買い興味、111円付近に顧客筋のドル売り興味
・1ドル=111円-113円で輸出企業などのドル売り予約増加

・NY原油先物(時間外取引):高値46.27ドル 安値45.99ドル 直近値46.21ドル《MK》

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