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洋画「ドリーム 私たちのアポロ計画」、「ドリーム」へ邦題を改題
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 1960年代、米国初の有人宇宙飛行を目指したNASAのマーキュリー計画において、差別と闘いながらもこれを支えた3人の黒人女性を扱った映画作品「Hidden Figures」が日本でも9月29日より公開されることが決まったのだが、この邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」となっていたことに対し批判が集まり、最終的に「ドリーム」に改題されるという珍事が発生した(ITmedia、BuzzFeed)。
「Hidden Figures」は、直訳すると「隠れた人/人物/象徴/数字/統計」といった意味。NASAに「計算担当者」として雇われたKatherine JohnsonとMary Jackson、Dorothy Vaughanという3人の女性がNASA内の差別や偏見、理不尽なルールと戦い、やがては有人宇宙飛行を実現させたマーキュリー計画で重要な役割を果たすようになる、という実話を元にした映画。
しかし、配給元の20世紀FOXでは「宇宙開発のイメージを連想しやすい」「最終的にアポロ計画につながるものとも捉えられる」として、「アポロ計画」の邦題を選択。しかし当然ながら、この邦題には内容と異なるとのツッコミが殺到。最終的に同社は「ドリーム」への改題を発表した。
原作と邦画の作品名が異なることは多々あるが、実話ネタに全く別の名前を付けてしまうというのはいささかやり過ぎだろう。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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