8日の香港市場概況:ハンセン0.3%高と反発、中国自動車セクターに買戻し

2017年6月8日 20:58

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記事提供元:フィスコ


*20:58JST 8日の香港市場概況:ハンセン0.3%高と反発、中国自動車セクターに買戻し
8日の香港市場は小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比88.90ポイント(0.34%)高の26063.06ポイントと反発し、本土企業株で構成されるH株指数が38.44ポイント(0.36%)高の10649.90ポイントと3日続伸した。売買代金は793億1300万香港ドルに縮小している(7日の売買代金は869億8900万香港ドル)。

本土株高が好感される。原油安や欧州のリスクイベント(英国の総選挙、欧州中央銀行の理事会など)を嫌気して売られたものの、本土主要指標の上海総合指数が続伸するなか、香港の各指数も中盤からプラスに転じた。中国為替市場で元高が進んだことや、中国貿易統計が上振れたことなどが好感されている。今年5月の輸出入統計は、輸出が前年同月比15.5%増の1兆3200億人民元(市場予想は13.5%増)、輸入が同22.1%増の1兆300億人民元(同16.1%増)に拡大した。

業種別では、中国自動車セクターの上げが目立つ。吉利汽車HD(175/HK)が9.4%高、広州汽車集団(2238/HK)が4.9%高、長城汽車(2333/HK)が2.4%高、北京汽車(1958/HK)が1.3%高とそろって反発する。一部メーカーの新車販売低迷を嫌気し、7日は軒並み下落していた。全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)は8日に最新統計を発表。今年5月の中国乗用車販売台数について、2カ月ぶりにプラス成長を回復したと報告された。

マカオ・カジノセクターも高い。澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が4.8%、銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が3.3%、MGMチャイナHD(2282/HK)と金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)がそろって2.7%ずつ値を上げた。ゴールドマンサックス(GS)の強気見通しが追い風。GSは最新リポートで、6月の域内カジノ収入は前年同月比で25%~30%増加すると予測した。また、4~6月期は前年同期比22%~23%増となり、1~3月期の14%増から加速するとの見通しを示している。

空運セクターもしっかり。香港航空大手の国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が6.3%高、中国大手航空会社の中国南方航空(1055/HK)が1.6%高、中国国際航空(753/HK)が2.5%高で引けた。燃油コストの低減が期待されている。昨夜のWTI原油先物が5.1%下落し、約1カ月ぶりの安値を付けた。本土空運株に関しては、元高進行でドル建て債務の実質負担が縮小するの見方も広がっている。

本土市場は3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.32%高の3150.33ポイントで取引を終えた。保険株が相場けん引。空運株も高い。自動車株や不動産株、消費関連株なども物色された。

【亜州IR】《CS》

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