【株式市場】円は高めだが主力株や材料株の強さ目立ち日経平均は一時107円高

2017年5月25日 12:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9849円10銭(106円12銭高)、TOPIXは1581.84ポイント(6.73ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億86万株

 25日(木)前場の東京株式市場は、米国のFOMC議事録公開などにより為替が円高に転じたため、朝方は自動車株などが軟調で、日経平均も10時過ぎまでは前日比変わらずの水準で小動きを続けた。しかし、中盤には円高が鈍化。トヨタ自動車<7203>(東1)が堅調に転換し、日経平均も上げて一時107円95銭高(1万9850円93銭)まで上げ、前引けも106円12銭高となった。

 ソフトバンク<9984>(東1)が米半導体大手エヌビディアへの出資などを材料に上げ、この1銘柄で日経平均を約40円押し上げた。長大<9624>(東2)、サンコーテクノ<3435>(東2)のコンクリ土木関連株も強く、リミックスポイント<3825>(東マ)は仮想通貨ビットコインの相場が最高値値とされて連想買いが入り、インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は政府のサイバーセキュリティ対策強化方針などが材料視されて高い。

 東証1部の出来高概算は8億86万株、売買代金は1兆683億円。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は975銘柄、値下がり銘柄数は850銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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