カルビーが持ち直して高値を更新、ジャガイモ不足の影響を織り込む様子

2017年5月23日 13:51

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■朝方の60円安を下値に45円高まで上げて強さ見せる

 カルビー<2229>(東1)は23日、4360円(45円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新した。ジャガイモの市況高がひと頃に比べて安定化してきたと伝えられ、ポテトチップスの一部商品の製造中止といった非常事態からの脱出に期待する様子がある。

 5月12日に発表した前期決算での今期見通し(18年3月期の連結業績予想)は、売上高が前期比3.0%増の2600億円、純利益が同2.1%増の190億円、予想1株利益は142円15銭。証券会社の投資判断の中には、ジャガイモ不足の影響が想定よりも長引く可能性に言及するところもあるようだが、値動きを見る限りは相場に織り込まれてきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】エルテスは続落も新サービス提供開始で成長可能性を見直し直近IPO株買いの再燃が有力(2017/01/06)
【株式評論家の視点】キャリアは「働き方改革」の推進で、アクティブシニアの就労機会を創出(2017/01/07)
【編集長の視点】スタジオアタオは反落も独自ビジネスモデルの高評価が続き直近IPO株買いで上値チャレンジ余地(2017/01/10)
【株式評論家の視点】アグレ都市デザインは価格以上の価値を顧客に提供できることが強み(2017/01/11)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事