Google Playで公開するアプリ、ルート化したAndroid端末をブロック可能に

2017年5月21日 06:33

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記事提供元:スラド

ルート化またはブートローダーのアンロックされたAndroid端末で、NetflixアプリがPlayストアからインストールできなくなったことが先週末から話題になっていたのだが、すべての開発者がこういった端末へのインストールをブロックできるようになったようだ(Play Consoleヘルプ9to5Googleの記事Softpediaの記事)。

Google I/O 2017ではGoogle Play Consoleの刷新が発表されており、リリース管理機能などさまざまな新機能が追加される。このうち「端末カタログ」ではアプリの対応端末の確認と制限が可能になるのだが、「SafetyNetに基づく除外」を設定することで、仮想デバイスやルート権限を取得した端末を除外可能となる。ただし、ブロックされるのはPlayストアからのインストールのみで、APKを使用したインストールはブロックされない。さらなる不正利用対策が必要な場合はSafetyNet Attestation APIの使用が推奨されている。

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