英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英景気回復期待は持続

2017年5月20日 15:12

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記事提供元:フィスコ


*15:12JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英景気回復期待は持続
■弱含み、米ドル安・円高進行の影響受ける

先週のポンド・円は弱含み。米ドル・円相場が円高方向に振れたことが要因。6月8日の英総選挙で与党・保守党勝利への期待は持続しており、ポンド買い・米ドル売りがやや優勢となっているが、リスク選好的なポンド買い・円売りは抑制された。取引レンジ:143円37銭-147円12銭。

■下げ渋りか、英景気回復期待は持続

今週のポンド・円は下げ渋る展開か。英4月消費者物価指数(CPI)など経済指標は堅調であることから、景気回復を見込んだポンド買いは縮小しない見通し。英中央銀行による早期利上げ観測は後退しているが、来月8日の英総選挙で与党・保守党圧勝の観測に変わりはなく、ポンド買い興味は持続するとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・25日:1-3月期国内総生産改定値(速報値:前年比+2.1%)

予想レンジ:143円00銭-147円00銭《FA》

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