芙蓉総合リース 水素エネルギーを活用したホテルの建物リース開始

2017年5月19日 12:38

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記事提供元:フィスコ


*12:38JST 芙蓉総合リース---水素エネルギーを活用したホテルの建物リース開始
芙蓉総合リース<8424>は17日、川崎市川崎区殿町の「キングスカイフロント」において、世界初の水素エネルギーを活用した「東急REIホテル」の建物リースを行うと発表した。

「キングスカイフロント」は、羽田空港の南西、多摩川の対岸に位置する約40haの開発エリアにあり、川崎市と大和ハウス工業<1925>が「ライフサイエンス・環境分野における世界最高水準の研究開発から新産業を創出する」国際戦略拠点として開発を進めている。

「東急REIホテル」は、芙蓉総合リースが施主として建設し、東急ホテルズにリースする。同ホテルは、昭和電工<4004>川崎事業所で作られる使用済みプラスチック由来の低炭素水素をパイプラインで直接供給を受け、燃料電池で電気と熱に変換しエネルギー利用する世界初のホテルとなる予定。

本件は、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」の枠組みを活用し、国際戦略拠点地区に低炭素水素を導入。ホテル全体で使用する電気や熱エネルギーの約30%を水素エネルギーで賄う計画としている。《MW》

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