民進・蓮舫代、加計学園獣医学部疑惑への説明責任は政府にある

2017年5月19日 08:13

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記事提供元:エコノミックニュース

 民進党の蓮舫代表は18日の記者会見で、学校法人森友学園(大阪市)への国有地払い下げ問題に続き、安倍晋三総理の友人が理事長を務める学校法人加計(かけ)学園(岡山市)に獣医学部を新設することをめぐって、文部科学省が内閣府から「総理のご意向だと聞いている」とする記録を文書にしていた疑惑が浮上している問題について「説明責任は政府にある」と政府が説明責任を果たすべきだとした。

 また、森友問題についても「極めて異例な行政側の措置が働いていたのではないかと疑わざるを得ない」とし「知りたいのは、総理の友人や総理夫人の友人といった権力に近しい人に特例の措置が講じられていないかどうか。それを明らかにしてもらいたい。衆院ではこの件に関する予算委員会での集中審議を求めている」と政府・与党が、国民の疑問に応じるよう強く求めた。

 山井和則国対委員長は18日の記者会見で、安倍総理の説明を聞くため予算委員会の集中審議を与党に要請していることに関し「自民党は事実上、予算委員会集中審議開催を拒否している。国民への説明責任のためにも、ぜひ集中審議を実現したい」とした。(編集担当:森高龍二)

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