NYの視点:トランプ米政権の混乱、FOMC利上げ軌道に影響与えず

2017年5月19日 07:54

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記事提供元:フィスコ

*07:54JST NYの視点:トランプ米政権の混乱、FOMC利上げ軌道に影響与えず

現時点で、トランプ政権の混乱で米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げ軌道を修正する可能性は少ないと考えられドルの下支えとなると見る。金利先物市場での6月の利上げ確率は90%前後を維持しており、利上げをほぼ織り込んだ。FOMCのメンバーの金利予測の平均は2017年度、3回。半数のメンバーはこの予想に大統領の政策を織りこんでいないことも背景となる。

利上げの条件である連邦準備制度理事会(FRB)の2つの責務目標を達成しつつある。労働市場は完全雇用に達したとの見方が多いほか、一部では雇用過熱を警戒するFOMCメンバーもいる。また、インフレも中期目標である2%達成が近いと見られており、利上げを遅らせる理由はない。

米労働省が18日発表した失業保険継続受給者数はほぼ29年ぶり低水準に達するなど、労働市場のひっ迫が確認された。また、最新米5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も38.8と1983年以降ほぼ34年ぶりの高水準となった2月来で最高となった。クリーブランド連銀のメスター総裁は、一時的な市場の動きに惑わされず、金融政策で後れを取らないように依然警戒する必要があると指摘。米国経済が、政治的な混乱でもゆるぎない成長が可能と見ていることが明らかになった。《HT》

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