BNPイタリア国際、錦織はデルポトロに敗れ3回戦で姿を消す

2017年5月19日 08:58

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 18日、ローマで行われている男子テニスのBNPイタリア国際3回戦で、錦織圭はファンマルティン・デルポトロに敗れた。昨年は同大会でベスト4に進出していたが、3年連続のベスト8進出もかなわなかった。相手は世界ランキング34位のデルポトロ(アルゼンチン)であったが、リオデジャネイロ五輪銀メダリストの実力者だった。錦織には厳しい相手でもあり、デルポトロに勝ったのは昨年1月に初勝利を挙げた1勝のみで、これで対戦成績は1勝5敗となった。

 錦織は立ち上がりの第1セット第1ゲームからブレークを許す。それでも第8ゲームでブレークバックに成功するが、第11ゲームでデルポトロが再びブレークに成功する。続く第12ゲームで錦織は粘りを見せブレークバックに成功しタイブレークにもつれこんだ。だが、ここでデルポトロの強力なフォアハンドに押し返すことが出来ず6-7(4-7)で第1セットを落とした。

 心配された右手首の不安も見せず、第2セットでは錦織の巻き返しが期待された。しかし第3ゲームで簡単にブレークされるとクリーンなショットを見せる場面こそあるもののなかなかブレークバック出来ない。そのまま3-6で第2セットも奪われストレート負けとなった。

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