ソルクシーズ 豊田通商と資本業務提携、両社で新規サービスの開発・構築・事業化を推進

2017年5月17日 16:01

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記事提供元:フィスコ


*16:01JST ソルクシーズ---豊田通商と資本業務提携、両社で新規サービスの開発・構築・事業化を推進
ソルクシーズ<4284>は17日、豊田通商<8015>との資本業務提携を発表。ソルクシーズグループが有する専門的な業務ノウハウなどICTソリューション開発力・提案力を提供し、トヨタグループの総合商社として豊田通商が持つグローバルネットワークを生かして、新規サービスの開発・構築・事業化を進めていく。

両社は、本業務提携を円滑に推進するために、豊田通商がソルクシーズの自己株式134,100株(所有株式割合は発行済株式総数の1.00%)を取得することに合意している。これにより、豊田通商はソルクシーズの第8位の大株主になる見通しだ。

今回の本資本提携により調達する資金について、ソルクシーズは、事業戦略として推進するストック型ビジネスの強化・拡大に寄与する企業へのM&A資金に充当する予定だ。IT関連企業の中でも専門分野に特化した技術・ノウハウに強みを有し、シナジー効果が図れる企業、安定的な顧客基盤を有する企業を対象に、今後1社当たり1億円程度の規模でM&Aを実施する考えだ。

ソルクシーズは、子会社のエクスモーションにて、自動車業界において需要が旺盛な自動運転技術の開発コンサルティングなども手掛けており、本資本業務提携を通してトヨタグループとの連携に注目が集まるだろう。《MW》

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