ゴルフ・ドゥ 17年3月期は増収・大幅な増益で着地、新中期経営計画も発表、5年後に売上高100億円を目指す

2017年5月17日 08:00

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記事提供元:フィスコ


*08:00JST ゴルフ・ドゥ---17年3月期は増収・大幅な増益で着地、新中期経営計画も発表、5年後に売上高100億円を目指す
ゴルフ・ドゥ<3032>は15日、2017年3月期の連結決算を発表。売上高で前期比11.5%増の49.69億円、営業利益で同45.7%増の1.06億円、経常利益で同45.4%増の1.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益で同11.3%増の0.81億円と増収・大幅増益での着地となった。

直営事業の「ゴルフ・ドゥ!」における購入客単価が年間を通して毎月前年同月実績を上回り、10月以降は購入客数も前年同月実績を上回るなど、中古クラブ販売及び買取りが堅調に推移した。オンラインショップの売上高も32ヶ月連続で前年実績を上回った。フランチャイズ事業は、加盟店の店舗売上高が前期を下回り、ロイヤリティ収入が減少する状況だったが、特価商材や備品を加盟店に販売することで、増収を確保した。営業販売事業は、円高により安定的に輸入商材の需要があり、海外子会社による日本への輸出も増加した。

2018年3月期の業績予想では、売上高で前期比8.7%増の54.00億円、営業利益で同24.5%増の1.33億円、経常利益で同31.0%増の1.36億円、親会社株主に帰属する当期純利益で同23.4%増の1.00億円と引き続き増収増益を見込む。

同社は同日、新・中期5ヶ年経営計画を発表。2022年3月期に売上高100億円、経常利益6.20億円を目指す。目標年度末のグループ店舗も150店舗体制を構築するとしており、ゴルフ事業では出店加速による成長拡大を図る。新規事業としてスタートしたウェルネス事業は着実に新規出店を進め、5年間で30店舗を目指すとともに、リフレクソロジー分野で圧倒的No.1企業となるための基盤づくりを進める考え。《TN》

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