ケンコーマヨネーズの17年3月期は増収2ケタ増益と前年に続き最高益更新を達成

2017年5月13日 09:07

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■好業績もあり年間配当37円と9円の増配

 12日に発表されたケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の17年3月期業績は、サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品の全ての売上が伸びたこともあり、増収2ケタ増益と前年に続き最高益更新を達成した。配当については、好業績もあり年間配当37円と9円の増配となった。

 17年3月期連結業績は、売上高708億12百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益39億87百万円(同16.0%増)、経常利益40億17百万円(同17.2%増)、純利益28億67百万円(同37.5%増)であった。

 この結果、3期連続の増収増益となった。すべての売上が伸びたが、中でも特に、タマゴサラダや小型形態のロングライフサラダがコンビニエンスストア向けを中心に大きく売上を伸ばすとともに、ファストフード向けの売上高に復調が見られた。

 利益面については、天候不順等により馬鈴薯をはじめとした野菜類の調達コストが上昇したが、主要な原料のメリットで吸収するとともに、売上高の拡大に努めたことにより増益となった。

 今期18年3月期は、中期経営計画の最終年度であるが、目標数値の売上高750億円、経常利益率5%の達成は実現しそうである。

 ちなみに、18年3月期連結業績予想は、売上高750億円(前期比5.9%増)、営業利益40億80百万円(同2.3%増)、経常利益41億円(同2.1%増)、純利益28億70百万円(同0.1%増)と4期連続の増収増益を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】エルテスは続落も新サービス提供開始で成長可能性を見直し直近IPO株買いの再燃が有力(2017/01/06)
【株式評論家の視点】キャリアは「働き方改革」の推進で、アクティブシニアの就労機会を創出(2017/01/07)
【編集長の視点】スタジオアタオは反落も独自ビジネスモデルの高評価が続き直近IPO株買いで上値チャレンジ余地(2017/01/10)
【株式評論家の視点】アグレ都市デザインは価格以上の価値を顧客に提供できることが強み(2017/01/11)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事