後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる

2017年5月12日 12:56

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記事提供元:フィスコ


*12:56JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる
 

12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる
・ドル・円は113円67銭、弱含み、日本株安で売り継続
・値下がり寄与トップはソフトバンクG、2位はファーストリテとなり、2銘柄で日経平均を約37円押し下げた。


■日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる

日経平均は反落。138.27円安の19823.28円(出来高概算11億8000万株)で前場の取引を終えた。米国市場の下落の影響もあり、利食い優勢の展開となっている。また、週末要因のほか、決算ピークとなることから、模様眺めムードも強い。その他、オプションSQでは225型が18万株超の買い越し、TOPIX型は売り越しだった。SQ値は概算で19991.27円となり、2万円とはならなかったが、上に幻のSQ値を残した格好となり、寄付き後は利益確定の流れが強まっている。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは電力ガス、サービス、小売、精密機器が小じっかり。一方で、非鉄金属、輸送用機器、ガラス土石、不動産、倉庫運輸、銀行、鉄鋼が冴えない。売買代金上位では日産自<7201>、楽天<4755>、SUMCO<3436>、JT<2914>が堅調。

午後は日銀のETF買い入れ等の期待が下支えとなりそうだが、さすがに決算ピークとなるなか、模様眺めムードが強いだろう。また、225型の大幅な買い越しによってSQ値が19991.27円と大きく乖離していることもあり、幻のSQとして手掛けづらくさせるだろう。個別決算を見極めつつ、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。

決算については、株価が調整していたものについては、一先ずアク抜けを意識したスタンス。強いトレンドだった銘柄については、戻り売りが意識される。とりわけ、中小型株については、この動きが顕著に表れそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は113円67銭、弱含み、日本株安で売り継続

12日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。日本株の下落を手がかりにドル売りが続いた。

ドル・円は、朝方の取引113円95銭まで上昇後は反落。日経平均株価が下落し、節目の20000円が遠のいたことで一時113円65銭まで値を下げた。

ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、目先の株安継続を警戒したドル売り・円買いに振れやすい。ただ、ドルには押し目買いが入りやすく、引き続き底堅い値動きが続きそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは113円65銭から113円95銭、ユーロ・円は123円55銭から123円79銭、ユーロ・ドルは1.0859ドルから1.0868ドルで推移した。

12時05分時点のドル・円は113円67銭、ユーロ・円は123円57銭、ポンド・円は146円49銭、豪ドル・円は83円86銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・KLab<3656>、ケアネット<2150>など7社がストップ高。
※一時ストップ高(気配値)を含みます

・日4月マネーストックM3:3.6%(前年比予想:+3.6%、3月:+3.6%)
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983>となり、2銘柄で日経平均を約37円押し下げた。

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・特になし

<海外>
・15:00  独・GDP速報値(1-3月)    1.2%
・15:00  独・消費者物価指数改定値(4月)    0%《SK》

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