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東京ゴムに買いチャンスが? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
*12:33JST 東京ゴムに買いチャンスが? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
フィスコマーケットレポーターの三井智映子の「気になるレポート」です。今日は中国市場についてレポートします。
世界的に株高が進んでいますが、中国のマーケット・資源銘柄は好調とは言えないようです。レポートでは、『上海総合株価指数は、4月7日に年初来高値を記録しましたが、5月9日の前場で年初来安値まであと0.4%幅にまで迫りました。そうした中国株を中心とした中国市場全体のリスクオフの流れに、中国の資源銘柄の多くが1カ月ほど前から圧迫されてきました』としています。
中国では5月14日から15日にかけて国際協力首脳会議を開催されます。これにあたり、『中国の証券会社に対して中国当局の検査が16日まで強化されるそうです。そして、中国当局は、活発に取引を行うトレーダーや多額の資金を運用している投資家、特別監視の通告を受けている口座に対して特別な検査を行うそうです』と伝えています。国際協力首脳会議が株式市場に影響を及ぼしそうですね。
また、『習近平国家主席の威信をかけた国際協力首脳会議に向けて中国当局が中国株式市場を下支えするとの観測から、上海総合株価指数が本日後場から上昇に転じたようです』と分析しています。
株価の上昇は資源銘柄の上昇にも繋がりそうで、レポートによると『1カ月前から続く中国株の下落基調が終了したとなると、中国株と共に下落基調を強めてきた中国の資源銘柄が上昇に転じる可能性も高まります。そうしたことを考えると、中国株や資源銘柄の多くと共に下落基調を強めてきた上海ゴムが上昇基調に転じる可能性に注目ではないでしょうか』と考察しています。
『ここは、東京ゴムの買い場探しも一考かもしれません』とのことですが、ファンドなど外国商品先物取引会社経由のポジションが減っているとの報道もありますので、注視しつつチャンスを探してみるのも良いかもしれません。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月9日付「天然ゴム市場パート4」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子《DM》
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