【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:連続増益・連続増配に加え、高い実質利回りを誇るすかいらーく

2017年5月8日 09:02

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記事提供元:フィスコ


*09:02JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:連続増益・連続増配に加え、高い実質利回りを誇るすかいらーく


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年4月27日8時に執筆


サラリーマンのランチから学生の憩いの場、小さいお子さんを連れたファミリー層のディナーまで、幅広い客層客層に利用されているファミリーレストラン。

本日は、ファミリーレストラン最大手のすかいらーく<3197>を深掘り特集していきたいと思います。

■すかいらーく<3197>の会社情報
▽すかいらーく<3197>とは?
主力業態である『ガスト』を軸に、ファミリーレストラン最大手に君臨するのがすかいらーく<3197>です。

1962年に創業し、1970年に『すかいらーく』1号店をオープン。積極的な拡大路線により1992年には1,000店舗を達成し、1993年には低価格路線のガストの展開をスタートしています。

その後、業績の低迷から2006年にMBO(経営陣による自社買収)を実施し上場廃止。経営再建に注力し、2014年10月再上場。現在では3,000店舗を運営しています。

主力のガストでのメニュー入れ替えが功を奏し、連続最高益を達成。2017年から2019年にはとんかつ専門店、唐揚げ専門店を中心に450店舗の新店出店を計画するなど、強気の経営で売上高の上積みを狙っていく模様です。


▽すかいらーく<3197>の企業情報
市場:東証一部
貸借:貸借銘柄
業種:小売
連結事業:レストラン97、他3
本社所在地:〒180-8580 東京都武蔵野市西久保1-25-8
上場年月日:2014年10月9日

■すかいらーく<3197>の株主配当と株主優待情報
決算:12月末日
権利確定月:12月末日、6月末日
単元株数:100株

対象株主:毎年12月末日、6月末日現在の株主名簿に記載された、株式1単元(100株)以上を保有する株主を対象に年2回実施。

優待内容:自社チェーン店舗で利用可能な優待食事券(3,000円相当)を順次発送。

所有株式数      優待内容
100株以上      6月末に3,000円分の優待食事券 12月末に3,000円の優待食事券
300株以上      6月末に9,000円分の優待食事券 12月末に11,000円の優待食事券
500株以上      6月末に15,000円分の優待食事券 12月末に18,000円の優待食事券
1,000株以上      6月末に33,000円分の優待食事券 12月末に36,000円の優待食事券

配当金:16円(100株で1,600円)17年6月期予想

24円(100株で2,400円)17年12月期予想


■すかいらーく<3197>の株価分析
すかいらーく<3197>の現在株価は、1,692円(2017年4月26日終値)となっています。

▽日足で考えるすかいらーく<3197>の短期売買シナリオ
日足チャートを見てみると、直近高値である1,785円(2017年3月21日高値)が当面の上値目処。

・2017年1月24日の安値1,480円
・2017年4月7日の安値1,600円
を結んだラインを下値支持線とする、三角持ち合いのチャート形状を形成しています。

短期的な値幅取りを狙うトレードの場合には、直近高値をブレイクしてきたタイミングでのエントリーが吉。こまめに利益確定を行うのが良いかと思います。

短期売買エントリーポイント:直近高値(1,785円)をブレイクしてきたタイミングでのエントリー


▽週足で考えるすかいらーく<3197>の中長期売買シナリオ
週足チャートを見てみると、
・2015年8月3日の週の高値1,958円
・2017年3月21日の週の高値1,785円
を結んだラインが上値抵抗線として考えることが出来ます。

また、
・2016年6月20日の週の安値1,308円
・2016年8月29日の週の安値1,267円
が第1下値支持線。第2下値支持線として、
・2016年8月29日の週の安値1,267円
・2017年1月23日の週の安値1,480円
と、下値を切り上げる動きを見せています。

積極的な攻めの経営方針により、連続増益・連続増配を志向していることに加え、グループ内で利用可能な優待食事券(2017年6月の優待から拡充)が個人投資家には大きな魅力。配当金と優待利回りを考えると、非常に高い実質利回り(5.9%)を確保していることからも、長期投資にはもってこいの銘柄と言えるでしょう。

中長期のトレードを考える場合には、持ち合いの底値圏近辺(1,600円台前半)まで押す所を待って拾う戦略がベストかと考えています。

中長期売買エントリーポイント:持ち合いの底値圏近辺(1,600円台前半)

■すかいらーく<3197>のネットネット指数
割安な銘柄を探し出す指数として使わるれこともあるネットネット指数。

すかいらーく<3197>のネットネット指数は、
0(2017年4月26日終値で計算)
となっています。

当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。チャート画像付きでの解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けるかもしれません。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏《KS》

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