5月5 日のNY為替・原油概況

2017年5月6日 04:55

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記事提供元:フィスコ


*04:55JST 5月5 日のNY為替・原油概況
 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円34銭から112円77銭まで上昇し、112円55銭で引けた。

米4月雇用統計で失業率が10年ぶり低水準となったほか、非農業部門の雇用者数も予想を上回り3月の10万人割れから20万人超えに改善。6月の利上げ観測が強まりドル買いが優勢となった。ただ、賃金の伸びが予想を下回ったほか、週末のフランス大統領選挙決選への警戒感も根強く上昇は限定的となった。

ユーロ・ドルは、1.0950ドルまで下落後、1.0999ドルまで上昇して引けた。フランス大統領選挙決選での世論調査でマクロン候補がリードを広げたため安心感が広がり、ユーロの買戻しが強まった。ユーロ・円は、123円25銭から123円94銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2930ドルから1.2979ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9899フランから0.9867フランへ下落した。


 

[経済指標]・米・4月非農業部門雇用者数:前月比+21.1万人(予想:+19.0万人、3月:+7.9万人←+9.8万人)・米・4月失業率:4.4%(予想:4.6%、3月:4.5%)・米・4月平均時給:前年比+2.5%(予想:+2.7%、3月:+2.6%←+2.7%)・米・3月消費者信用残高:+164.31億ドル(予想:+140.00億ドル、2月:+137.48億ドル←+152.06億ドル)

 《KY》

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