IoTスマートホームの分譲住宅を今夏販売開始、福岡のベンチャー企業

2017年5月1日 22:09

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ニーズヴィラSMARTHOMEのイメージイラスト。(イラスト:ニーズコーポレーション発表資料より)

ニーズヴィラSMARTHOMEのイメージイラスト。(イラスト:ニーズコーポレーション発表資料より)[写真拡大]

 不動産業を営む福岡のベンチャー企業ニーズコーポレーションは、最新のIoT機器を実装した一戸建てIoTスマートホーム「ニーズヴィラSMARTHOME」の開発と、2017年夏からの販売開始を発表した。

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 設置されるIoT機器に関して、月額使用料が科せられるものに関してはモニターとして1年間の無料キャンペーンが行われる模様(必然的に、満足度や快適度などのアンケートに回答する必要はある)だが、実際の分譲価格などはまだ明らかにされていない。

 ニーズヴィラSMARTHOMEに実装されるIoT機器は以下のようなものである。

■スマートロック「Qrio」

 Qrio社の商品。鍵を必要とせず、スマートフォンなどの通信機器を利用して施錠・開錠を行う。設置面積世界最小で様々なドアに取りつけることが可能であるという。

■クラウドカメラ「セーフィーHOME」

 セーフィー社の商品。スマート防犯カメラである。インターネットを経由し、いつでも、どこにいてもスマートフォンやPCなどで自宅の様子をモニタリングすることができる。

■見守りロボット「BOCCO」

 ユカイ工学社の商品。留守番する子供のためのガジェットである。スマートフォンのアプリと連動し、気軽にメッセージのやり取りができる、とのこと。

■Philips Hue

 フィリップスライティングジャパン社の商品。スマートLED照明。スマートフォンから調光、1600万色の自在な調色が可能である。

■スマートデジタル窓「Atmoph Window」

 アトモフ社の商品。窓であるが、ディスプレイでもある。世界初のスマートなデジタル窓という触れこみで、4K撮影の世界の風景映像が流れ、200種類以上の景観をいながらにして楽しむことができるとのこと。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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