欧米為替見通し:仏大統領選がメインシナリオでも、ドル・円は上値の重い展開か

2017年4月21日 16:15

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記事提供元:フィスコ


*16:15JST 欧米為替見通し:仏大統領選がメインシナリオでも、ドル・円は上値の重い展開か
今日の欧米外為市場では、23日のフランス大統領選を控え、動きづらい地合いとなりそうだ。中道系独立候補が決選投票に進出するメインシナリオとなれば、リスク回避の動きを巻き戻す展開が予想される。ただ、ドル・円は米利上げペースの鈍化思惑が広がり、上値の重い値動きとなりそうだ。また、25日の北朝鮮・朝鮮人民軍の創建記念日を控え、地政学リスクも引き続き意識される。

フランス大統領選(第1回投票)は日本時間23日15時-24日3時に行われ、選挙結果は同24日午前には判明する見通し。欧州連合(EU)離脱を掲げる国民戦線のルペン党首がトップ当選しても、中道系独立候補のマクロン前経済相との決戦投票なら、中道票の集中によりマクロン氏が最終的に勝利する展開が想定されている。週明け24日にはユーロの買い戻しとともに、リスク回避の動きを巻き戻す値動きとなり、ドル・円は節目の110円台を回復する可能性もありそうだ。

ただ、ドル・円、クロス円とも極端な上昇は見込みづらい。米連邦準備制度理事会(FRB)の今年の利上げ回数は3月を含め2回にとどまるとの見方が広がり、ドル買いを弱めているためだ。また、前日発表の米国の4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数など、製造業関連の経済指標は予想下振れが目立っており、景気減速を背景とした利上げ観測の後退にもつながろう。その点で、今晩22時45分発表の4月製造業PMI速報値が注目される。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・4月製造業PMI速報値(予想:56.0、3月:56.2)
・17:00 ユーロ圏・4月サービス業PMI速報値(予想:55.9、3月:56.0)
・17:00 ユーロ圏・4月総合PMI速報値(予想:56.4、3月:56.4)
・17:00 ユーロ圏・2月経常収支(1月:+25億ユーロ)
・17:30 英・3月小売売上高(前月比予想:-0.5%、2月:+1.4%)
・21:30 カナダ・3月消費者物価指数(前年比予想:+1.8%、2月:+2.0%)
・22:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が質疑応答
・22:45 米・4月製造業PMI速報値(予想:53.8、3月:53.3)
・22:45 米・4月サービス業PMI速報値(予想:53.2、3月:52.8)
・23:00 米・3月中古住宅販売件数(予想:560万戸、2月:548万戸)
・G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン、最終日)
・IMF・世界銀行春季総会(23日まで)
・ブラジル休場《HT》

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