【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:店舗数は700を突破、増収増益を続けるライドオン・エクスプレス

2017年4月13日 10:13

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記事提供元:フィスコ


*10:13JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:店舗数は700を突破、増収増益を続けるライドオン・エクスプレス


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年4月11日8時に執筆


日本人にとって、ハレの日のご馳走の代名詞と言える寿司。

寿司屋に出向いて食べるのが1番良いのでしょうが、たまには自宅でゆっくりと寛ぎながら寿司を頬張りたい。そんなニーズに対応するのが、宅配寿司です。

その宅配寿司業界でトップシェアを誇るのが、主力ブランド『銀のさら』を展開するライドオン・エクスプレス<6082>。

私も銀のさらのファンで、月に1度は利用していますが、本日は宅配寿司業界の盟主とも言っても過言ではない、ライドオン・エクスプレス<6082>を深掘り特集していきたいと思います。

■ライドオン・エクスプレス<6082>の会社情報
▽ライドオン・エクスプレス<6082>とは?
女性の社会進出とともに、外食と内食の中間に位置づけられる中食(惣菜やお弁当など調理済みの食品を自宅で食べること)のマーケットが拡大を続けています。

中食をキーワードに店舗数を順調に拡大しているのが、主力ブランドである銀のさらを筆頭に、客単価を抑えてリーズナブルな価格を実現した寿司上等!、釜飯の釜寅などを運営するフードデリバリー企業のライドオン・エクスプレス<6082>です。

同社は、2016年3月段階で宅配寿司市場のおよそ47%を抑え、宅配寿司業界でトップシェアを誇ります。独自の1拠点複数ブランド(例:銀のさらと釜寅)を展開する複合化戦略を駆使し、直営・FC両形態で順調に店舗数を拡大中。

店舗数のみならず、売上高も順調な右肩上がりの成長を続けてきており、非常に有望な企業の一つと言えるでしょう。

しかしながら、デリバリー機能を持たない飲食店向けの宅配代行サービス「ファインダイン」の宅配員増員やシステム開発の費用が膨らみ、営業利益は横ばいが続いている状況です。

▽ライドオン・エクスプレス<6082>の企業情報
市場:東証1部
貸借:貸借銘柄
業種:サービス業
連結事業:宅配事業100
本社所在地:〒108-6317 東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル
上場年月日:2001年7月31日


■ライドオン・エクスプレス<6082>の株主配当と株主優待情報
決算:3月末日
権利確定月:3月末日
単元株数:100株

対象株主:毎年3月31日現在の株主名簿に記載された、株式1単元(100株)以上を保有する株主が対象。

優待内容:銀のさら、すし上等!、宅配御膳「釜寅」、レストランの宅配代行「ファインダイン」で利用可能な、2,500円分の食事券を発行し、各株主に送付。(新潟県魚沼産コシヒカリ新米2kgとの交換も可)

所有株式数    優待内容
100株以上     2,500円分の食事券

配当金:1株10円(100株で1,000円の配当金)

■ライドオン・エクスプレス<6082>の株価分析
ライドオン・エクスプレス<6082>の現在株価は。857円(2017年4月10日終値)となっています。


▽日足で考えるライドオン・エクスプレス<6082>の短期売買シナリオ
日足チャートを見てみると、
・2016年10月31日の高値1,064円
・2016年11月11日の高値1,056円
を結んだライン、
・2016年10月31日の高値1,064円
・2017年2月28日の高値969円
を結んだラインが、短期的な上値抵抗線となっています。

配当&優待の権利落ち直後という理由に加え、現状では急激な株価の上昇を期待できる材料が皆無の状況。短期的なトレード対象として考える銘柄ではないと考えています。

短期売買エントリーポイント:無し


▽週足で考えるライドオン・エクスプレス<6082>の中長期売買シナリオ
週足チャートを見てみると、
・2016年2月1日の週の高値2,548円
・2017年3月27日の週の高値921円
を結んだラインが、上値抵抗線となっています。

2017年2月中旬から3月末の配当&優待取りで株価は短期的に上昇しはじめるも、3月に入ると軟調な展開となり、3月末にかけて株価は下落傾向が継続。

しかしながら、下値は830〜840円台で堅く下げ止まりを見せていることから、急激な下落リスクが低い銘柄の一つと言えるかもしれません。

月足を見ても2014年以降では現在の株価(858円(2017年4月10日終値))は底値圏を推移している状況となっており、配当金と株主優待を考えても長期保有を前提とした投資対象としては非常に有望な銘柄なのではないかと考えています。

個人的に銀のさらのファンということもあり、もう一度下押しした段階で買い付けることも検討している銘柄の1つですね。

中長期売買エントリーポイント:押し目を狙って、840円台でエントリー


▽ライドオン・エクスプレス<6082>のネットネット指数
割安な銘柄を探し出す指数として使わるれこともあるネットネット指数。

ライドオン・エクスプレス<6082>のネットネット指数は、
-13.39(2017年4月10日終値で計算)
となっています。

当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。チャート画像付きでの解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けるかもしれません。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏《KS》

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