薬王堂 通期営業利益は前期比20.1%増で着地

2017年4月12日 07:46

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記事提供元:フィスコ


*07:46JST 薬王堂---通期営業利益は前期比20.1%増で着地
薬王堂<3385>は、4月7日、2017年2月期(2016年3月~2017年2月)決算を発表した。売上高が前期比11.9%増の749.12億円、営業利益が同20.1%増の31.84億円、経常利益が同20.4%増の35.09億円、当期純利益が同30.6%増の23.34億円と二桁の増収増益となった。

部門別の売上高は、ヘルスケア部門が前期比6.8%増の174.20億円、ビューティケア部門が同8.5%増の130.00億円、ホームケア部門が同16.0%増の97.18億円、コンビニエンスケア部門が14.9%増の347.73億円。既存店の月次売上高も前年同月を上回っており、販売が好調だったことが窺える内容である。2017年2月期においては、ドラッグストアを岩手県に3店舗、青森県に1店舗、秋田県に7店舗、宮城県に8店舗、山形県に3店舗の合計22店舗を新規出店、退店が2店舗だったため、2017年2月末の店舗数は221店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局1店舗)となった。ROEは、前期から2ポイント上昇し17.5%。

2018年2月期業績予想は、売上高が830.00億円(前期比10.8%増)、営業利益が34.44億円(同8.1%増)、経常利益が39.72億円(同13.2%増)、当期純利益が25.42億円(同8.9%増)。1株当たり期末配当は前期から1円増配となる20.00円を予想している。《TN》

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