Mozilla、Firefox 57に搭載目標で新ユーザーインターフェイスを開発中

2017年4月8日 16:22

印刷

記事提供元:スラド

MozillaがFirefox 57への搭載を目標に、新しいユーザーインターフェイスの開発を進めているそうだ(gHacks Tech Newsの記事[1][2]Neowinの記事Bug 1352075)。

この新デザインは「Photon」というコードネームで呼ばれている。公開されているモックアップでは検索ボックスがなく、アドレス/検索バー(Awesome bar)が中央寄りに移動している。ただし、検索ボックスが完全に廃止されるのかどうかは不明だ。現行の安定版でAwesome barに一体化している「戻る」「進む」「再読み込み」ボタンは独立したボタンとなり、ホームボタンと合わせてツールバー左端にまとめられている。

一方、ブックマークボタンはAwesome bar内に移動しており、現在表示中のページに対して実行可能な操作をまとめた「…」メニューも追加されている。このメニューにはURLのコピーやページの共有、スクリーンショット作成のほか、Mozillaが2月に買収したRead It Laterの「Pocket」に保存する項目もみられる。

また、現行版ではアクティブなタブが丸みを帯びたデザインだが、モックアップではIEやEdgeのような四角いデザインとなっている。gHacksの記事には子供向けのようなチュートリアル画面も掲載されている。

Firefox 57は11月の安定版リリースが予定されている。このバージョンでは従来の拡張機能APIが廃止され、WebExtensionsのみのサポートとなる。また、次世代Webエンジン Project Quantumの一部を搭載した初の安定版にする計画も進められているとのこと。

 スラドのコメントを読む | デベロッパーセクション | GUI | Firefox | Mozilla | デベロッパー

 関連ストーリー:
Firefox、Developer Editionを廃止へ 2017年04月03日
Google Chromeで複数のタブをまとめて閉じる機能、使ってる? 2017年03月25日
WebAssemblyに初対応したFirefox 52がリリース 2017年03月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事