関連記事
対北朝鮮で日本独自の制裁措置を2年間延長へ
記事提供元:エコノミックニュース
政府は北朝鮮が国連安保理決議に反し、弾道ミサイルを発射するなど挑発行為を続けていることに対し、日本独自の制裁措置を2年間延長することを7日、閣議決定した。
岸田文雄外務大臣は、同日の記者会見で「本日の閣議において4月13日に期限が到来する全ての北朝鮮籍船舶、北朝鮮に寄港した全ての船舶、国連安保理の決議等に基づき、制裁措置の対象とされた船舶の入港禁止の措置及び北朝鮮との間の輸出入禁止の措置を2年間延長することを決めた」と語った。
岸田外務大臣は「政府としてはこれらの措置の実施を徹底するとともに、対話と圧力、行動対行動の原則の下に拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決に向けて全力を尽くしていきたいと考えている」と述べた。
また、この日の会見で、日韓関係について、長嶺安政駐韓大使が帰任しているが、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行との面会は実現していない。韓国当局から消極的な姿勢が伝えられているが、と記者団に聞かれ「長嶺大使はかつて朴槿恵(パク・クネ)大統領(当時)にも表敬しているので、そういったことも踏まえて引き続き調整を行っていきたい」と面会実現へ努める考えを述べた。岸田外務大臣は「両国間で調整を行っている最中だ」と答えた。(編集担当:森高龍二)
■関連記事
・日米首脳電話会談で北対応強化を確認
・対北懸案の包括的解決へ具体的行動を強く求める
・北が弾道ミサイル1発を発射 数10キロ飛翔
・日韓防衛協力「しっかり進めていきたい」稲田氏
・駐韓大使帰任 次期政権に備えた対応を特に期待
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 高レベルの日印経済関係構築目指す 齋藤経産相 3/10 22:05
- 在日米軍、能登半島地震被災者支援の物資輸送へ 1/18 20:54
- G7首脳テレビ会議でCO2削減姿勢を強調 岸田首相 12/ 8 09:17
- 日朝首脳会談実現への働きかけ強める 岸田首相 11/28 08:56
- 日中首脳が緊密に意思疎通図ることで一致 岸田首相 11/20 09:05