【株式市場】朝方の円高が反転したため日経平均は一時210円高まで急伸し新規上場の2銘柄も強い

2017年3月24日 12:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9275円18銭(189円87銭高)、TOPIXは1545.73ポイント(15.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億565万株

 24日(金)前場の東京株式市場は、朝方は円相場の1ドル110円台突入などが注視されたが、ほどなく同111円台に戻ったため警戒感が薄れ、ソニー<6758>(東1)などが堅調転換。日経平均は18円安で始まったあと時間と共に上値を追い、10時30分頃には210円74銭高(1万9296円05銭)まで急伸商状となった。前引けも189円97銭高(1万9275円18銭)。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均などそろって高い。

 北越紀州製紙<3865>(東1)が業績拡大報道で上げ、東芝<6502>(東1)が投資ファンドの大量保有の判明などを材料に一時10%高と急伸。上場4日目となったラーメンチェーン「一風堂」の力の源ホールディングス<3561>(東マ)は連日急伸。 ケアサービス<2425>(JQS)は中国での日本式介護の拡大が好感され4日連続ストップ高。

 24日は2銘柄が新規上場となり、ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ・売買単位100株)は9時32分に公開価格185円を26%上回る234円で売買が成立し初値がついた。あと279円まで上げて前引けは270円。

 もう1銘柄、オロ<3983>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格2070円を71%上回る3535円の買い気配となっている。

 東証1部の出来高概算は9億565万株、売買代金は9417億円。1部上場2010銘柄のうち、値上がり銘柄数は1630銘柄、値下がり銘柄数は280銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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