コトナ、2017-18年秋冬コレクション発表

2017年3月20日 09:36

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記事提供元:ファッションプレス

 コトナ(KOTONA)の2017年秋冬コレクションが、2017年3月16日(木)に東京・渋谷で発表された。今季は「フライト」をテーマに、客室乗務員の制服などをイメージしたウェアをコトナのフィルターを通して表現。

 空間アーティスト・玉山拓郎が手掛けた会場には、イエロー・グリーン・ブルー・レッドといった鮮やかな色彩のオブジェが所々に置かれている。コトナデザイナーの山下琴菜が「空港のバックヤードを意識した」と語るように、機内食のようなプレートや缶詰めなどが置かれた不思議な雰囲気だ。

 ラップスカートやトップスは、そんな今シーズンのミューズ・フライトアテンダントのユニフォームをイメージしたピースだろうか。アシメントリーなフォルムがアクセントになり、まるでモダンアートのような雰囲気。めくられてちらっと見える裏地がポイントとなっている。

 パイロットが着ていそうなフライトジャケットの「G-1」や、出発を意味する「DEPARTURE」の文字とコミカルな表情を浮かべるパイロットたちの写真がプリントされたTシャツなどもテーマを盛り上げるピースの1つだ。

 そんな中、とろみのあるトップスやスカートに現れるフェミニンなレース、デニムやコートのベルトに取り入れられたキラッと光るシルバーリングがエレガントな雰囲気を運び、ユニークなウェアに女性らしさを与える。コレクションのカラーパレットは空間と連動し鮮やかだ。ブルーやマスタード、オレンジ、モスグリーンのほか、ヴィヴィッドなレッドが駆け抜けた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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