【銘柄フラッシュ】郷鉄工所など急伸し「宅配ロッカー」の連想でアルファコーポや日本アイ・エス・ケイなど活況高

2017年3月8日 16:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 8日は、宅配便業界が疲弊すると消費者の利便性低下にもつながるとされて「宅配ロッカー」「宅配ボックス」関連株が人気化し、アルファコーポレーション<3434>(東1)が7日続伸の3.4%高となり、日本アイ・エス・ケイ<7986>(JQS)も金庫だけでなくロッカーを手がけるため連想買いとされて8.3%高と大幅続伸。

 レック<7874>(東1)は3月31日現在の株主の所有する普通株式を1株につき2株に分割するため買い人気が再燃し7.8%高となり東証1部の値上がり率1位。JALUX<2729>(東1)は大和証券が投資判断を開始とされて7.1%高となり東証1部の値上がり率2位。ネクシィーズ<4346>(東1)は資産運用において高度アルゴリズムによる最適ポートフォリオを作成し全自動で投資・運用するシステムの取次ぎ開始などが好感されて6.9%高となり東証1部の値上がり率3位。

 任天堂<7974>(東1)は新ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」好調とされて大引けは0.6%高だが連日売買代金トップの大活況となり4日続伸。三井ホーム<1868>(東1)が国内初の木造6階建て住宅の実用化に向けて実験との報道が材料視されて4.5%高となり昨年来の高値を更新。

 郷鉄工所<6397>(東2)は7日発表の第3四半期業績が好調で通期予想の修正も好感され、東証による監理銘柄解除もあって急伸し41.8%高。石井表記<6336>(東2)はプリント基板の製造装置の大手で明日・9日に新規上場するピーバンドットコム<3559>(東マ・売買単位100株)がプリント基板関連事業とあって思惑拡大とされ8.0%高。

 ジーエヌアイグループ<2160>(東マ)は2月中旬に肺線維症治療薬の中国の国民医療保険や労災保険に登録されたことを材料に連日ストップ高の急伸相場を演じ、その騰勢再燃とされて急出直りとなり13.3%高。ディー・ディー・エス<3782>(東マ)は指紋認証システムの共同開発などが言われて13.2%高。リアルコム<3856>(東マ)は太陽光発電施設を分譲する未上場会社の買収が言われて後場一段高の9.2%高。

 フジタコーポレーション<3370>(JQS)は「ミスタードーナツ」が2020年度までに人手不足に対応する大改革と伝えられて期待が膨らみストップ高の19.3%高。ミズホメディー<4595>(JQS)はジーエヌアイグループなどのバイオ株人気に触発されたとの見方や11月の設立40周年に対する思惑などが言われてストップ高の18.8%高。ジェイエスエス<6074>(JQS)は株式分割の発表が好感されて12.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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