欧米為替見通し:ドル・円は堅調か、米FRB当局者発言で115円視野に

2017年3月3日 17:25

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記事提供元:フィスコ


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は堅調か、米FRB当局者発言で115円視野に
今日の欧米外為市場では、ドル・円は堅調な値動きを予想したい。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長をはじめ当局者による講演などが多く予定されていることから、3月利上げ観測の一段の高まりを受けて115円を目指す展開となりそうだ。

米FRBが3月14-15日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で、昨年12月以来の利上げに踏み切るとの思惑が広がっている。背景となったのは、ダドリーNY連銀総裁とブレイナードFRB理事の利上げに前向きな発言だ。ある市場筋は、両者の発言が「3月利上げを織り込む動きを加速させた」と指摘する。特に、FOMCメンバー内で最も慎重とされるブレイナード理事の見解は市場にインパクトを与え、CMEグループが算出するFedウォッチでは、3月利上げ予想が一気に高まった。

今晩はエバンス・シカゴ連銀総裁とラッカー・リッチモンド連銀総裁の討論会出席(日本時間4日0時15分)、パウエルFRB理事講演(同2時15分)、フィッシャーFRB副議長講演(同2時半)、そして、イエレンFRB議長講演(同3時)と政策決定に影響力のある面々が相次いで発言する。早期利上げに前向きなスタンスが示される可能性が高く、ドル・円は115円回復が視野に入りそうだ。

ただ、10日発表の米国の2月雇用統計を見極めたいとの慎重姿勢や、週末の利益確定売りが見込まれ、ドル・円は115円に到達しないとの見方もある。一方、セッションズ米司法長官が昨年11月の大統領選中に駐米ロシア大使と会談しながら、自身の指名承認公聴会でその事実を明らかにしなかった問題が浮上。トランプ政権の不安材料としてドル買いを弱める可能性もあろう。(吉池 威)


【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月サービス業改定値(予想:55.6、速報値:55.6)
・18:30 英・2月サービス業PMI(予想:54.1、1月:54.5)
・19:00 ユーロ圏・1月小売売上高(前月比予想:+0.3%、12月:-0.3%)
・23:45 米・2月サービス業PMI改定値(予想:54.0、速報値:53.9)
・24:00 米・2月ISM非製造業景況指数(総合)(予想:56.5、1月:56.5)
・24:15 エバンス米シカゴ連銀総裁とラッカー米リッチモンド連銀総裁が討論会出席
・02:15 パウエル米FRB理事講演(決済システム関連)
・02:30 フィッシャー米FRB副議長講演(FRBの金融政策決定について)
・03:00 イエレン米FRB議長講演(経済見通し)《SK》

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