男性必見、女性が求めるホワイトデープレゼントとは?

2017年3月2日 12:06

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アンケートで第4位に輝いたピエール・マルコリーニ「ホワイトデーセレクション」。(写真:大丸松坂屋百貨店発表資料より)

アンケートで第4位に輝いたピエール・マルコリーニ「ホワイトデーセレクション」。(写真:大丸松坂屋百貨店発表資料より)[写真拡大]

 大丸百貨店東京店は、バレンタイン期間中に集計した、「女性がホワイトデーに実際に欲しいと思うスイーツは何か」というアンケート調査について、結果の発表を行った。有効回答1,152名(全て女性)、上位5~1位は以下の通り。

■5位
デジレー
ショコラ&トリュフ
10個入り(チョコレート) 1,890円

■4位
ピエール・マルコリーニ
ホワイトデーセレクション
9個入り(チョコレート) 3,564円

■3位
デルレイ
ダイヤモンドBOX
6個入り(チョコレート) 3,564円

■2位
ピエール・エルメ・パリ
ル・パレ
10個入り(マカロン) 3,888円

■1位
ヴェルディエ
レザンドレ・オ・ソーテルヌ“貴腐” ミニボトル
95g入り(チョコレート) 1,944円


 いずれ劣らぬ、そうそうたるブランドが勢揃いという結果だ。1位から5位までのうち、4つをチョコレートが占めているというのも特筆に値するかもしれない。

 2017年は3年ぶりに平日バレンタインデーとなったことで、義理チョコレートの経済効果が上がり、これがホワイトデーにも波及するのではないか、と言われている。

 またそもそもの、バレンタインデーとホワイトデーの経済効果であるが、これは諸説あるのだが、大きく見れば漸減傾向にあるようだ。日本記念日協会のデータでは、2006年のバレンタイン・ホワイトデーの経済効果はそれぞれ約1,300億円と約1,200億円であったが、これが2014年になると、約1,080億円・約730億円だそうである。

 さて、上位5つすべてについて詳述はいたしかねるので、一つ選んでピエール・マルコリーニというチョコレートブランドについて紹介しよう。

 ピエール・マルコリーニ氏は、ベルギー出身の、こんにち世界を代表するショコラティエ(チョコレート職人)の一人である。日本でも銀座などに直営店舗を持つ。

 しかし、ピエール・マルコリーニ氏は、多くの店を経営する身となった今も、こだわりの職人としての姿勢を決して捨てることがない。氏は、チョコレート作りの命と言える、カカオに徹底的にこだわっている。自らの足でカカオ農園に足を運び、仕入れのルートを開拓し、カカオを選別、そして調合、焙煎、精錬、すべての工程を自らの手で行っているという。

 ちなみになぜピエール・マルコリーニを紹介したかというと実は筆者が好んで食べているブランドだからであり、味で選ぶなら決して外すことはないと太鼓判を押させていただく。

 ただ、日本記念日協会のデータとは合致しないし、これがどこまでの真実性を持つのかは何とも言いかねるが、ホワイトデーの経済効果についてはこういう意見もある。

 「ホワイトデーの方がバレンタインデーよりも経済効果は大きい。なぜなら、バレンタインデーに女性が買うものはチョコレートであるが、ホワイトデーに女性が求めるものは宝石だからである」。

 本アンケートを行った大丸東京店は東京駅八重洲北口すぐにあり、紹介した5つのスイーツすべてが販売されているのはもちろんのこと、宝石の取り扱いもあるという旨、最後にご紹介させていただく。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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