【株式市場】NYダウ連続最高値には反応鈍いがマザーズ指数などは強く新規上場銘柄も好調

2017年2月24日 12:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9340円68銭(30円78銭安)、TOPIXは1555.31ポイント(0.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億2108万株

 24日(金)前場の東京株式市場は、NYダウが10日連続最高値の割に北米景気敏感株のコマツ<6301>(東1)などが軟調に始まり、日経平均も取引開始後に151円88銭安(1万9219円58銭)まで下押す場面があった。ただ、その後はソニー<6758>(東1)が浮上して一時堅調転換するなどで、日経平均も一時9円64銭高(1万9381円10銭)まで上げ、前引けは30円78銭安(1万9340円68銭)と小幅安にとどまった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 東芝<6502>(東1)が米国の原子力関連事業に関する期待などで急反発し、森永製菓<2201>(東1)と森永乳業<2264>(東1)は経営統合が好感されてともに活況高。モバイルファクトリー<3912>(東マ)は新作の位置情報連動型ゲームに期待強まり続伸。アドアーズ<4712>(JQS)は大阪府などでカジノ導入機運が高まるとされて大幅続伸。

 上場2日目となったユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ・売買単位100株)は9時38分に公開価格1620円の2.8倍の4500円で初めて売買が成立。

 東証1部の出来高概算は11億2108万株、売買代金は9952億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は850銘柄、値下がり銘柄数は979銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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