キヤノン、撮影中にスローモーションに切り替えできるビデオカメラ発売

2017年2月21日 06:52

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HDビデオカメラ「iVIS HF R82」(左)と「iVIS HF R800」(キヤノン発表資料より)

HDビデオカメラ「iVIS HF R82」(左)と「iVIS HF R800」(キヤノン発表資料より)[写真拡大]

 キヤノンは20日、撮影中にスローモーションやファストモーションに切り替えられる新機能搭載のHDビデオカメラ2機種を23日から同社オンラインショップで販売すると発表した。

 同製品の特長は、撮影中に任意のタイミングで映像の一部分を2分の1倍速や2倍速で撮影し印象的な映像を簡単に作成できる新機能「区間スロー&ファスト」を搭載したこと。子どもの運動会やサッカーのゴールシーンなどの一部分をスローで撮影したり、料理の様子や子どもの動きなどを部分的に2倍速に切り替えて撮影したりすることで、印象的な映像作品として記録できる。

 加えて、光学32倍ズームレンズを搭載し、最大57倍まで高い解像感を保持したままズーム撮影が可能な「アドバンストズーム」を搭載する。これにより広角から望遠まで高画質に撮影できる。また、5軸方向(回転軸・水平回転軸・縦回転軸・上下・左右)の手ブレを補正する「ダイナミックモード」を搭載。歩きながら撮影するときでも画像の揺れやゆがみを軽減し、安定した映像で撮影ができる。

 さらに、雲の立体感、水の透明感など質感表現を向上できる撮影モード「高輝度優先」は、逆光で被写体や背景に黒つぶれが発生しやすい場面でも、カメラが自動で明るさを補正し目で見たような映像で撮影できるよう進化している。

 品番は「iVIS HF R82」と「iVIS HF R800」で、販売価格は「iVIS HF R82」が4万5,880円、「iVIS HF R800」が2万7,760円(いずれも税別)。両機種の差異は「iVIS HF R800」には「iVIS HF R82」が搭載する内蔵メモリー(32GB)とNFC・Wi-Fiが搭載されていないこと。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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