磁力で浮いて走る「リニアモーターエクスプレス」の工作キット発表

2017年2月18日 05:40

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「リニアモーターエクスプレス」のイメージ(イーケイジャパン発表資料より)

「リニアモーターエクスプレス」のイメージ(イーケイジャパン発表資料より)[写真拡大]

 イーケイジャパンは17日、電気と磁気により浮いて走るリニアモーターカーの仕組みが学べる工作キット「リニアモーターエクスプレス」を4月中旬に発売することを発表した。

 同製品は、世界に先駆けて日本で開発されているリニアモーターカー本物とほぼ同じ機構を、自分で組み立てながら仕組みを学び、浮いて走る様子を目で見て世界最先端の技術を体感できる製品。対象年齢は10歳以上、工作時間は約3時間。

 本体に電磁石が取り付けられ、側面のレールにはN極とS極が交互にならんで磁石が取り付けられており、それぞれ同じ極性の磁石が反発しあって本体がレールから浮き上がる。電磁石に電池で電気を流すことで、本体はレールの側面とくっついたり、はなれようとしたりを繰り返して前進する。動作モードは、高速で2分間走り続けるモードと速度を選んで(低速・中速・高速)走り続けるモードが2つある。

 外側のレールが設けられていないので、実際に浮いて走る様子を横から見てわかるようになっている。製品サイズは、列車37×30×276mm、レール450×34×738mm。重さは列車約130 g(電池を含まず)。レール約570 g。価格は6,500円(税別)。使用電池は単4アルカリ乾電池2本(別売り)。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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