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アバルト595、全ラインアップを刷新 500と名称を統一
FCAジャパンは17日、「アバルト595」の全ラインアップを刷新し、25日より販売を開始すると発表した。2013年に国内に導入されたアバルトの「595」は、今回の刷新により、これまで「500」と「595」に分かれていた名称を「アバルト595」に統一。フィアット500との差別化を明確にする。
刷新の最大の特徴は、前後のバンパーをより一層アグレッシブなデザインに変更した点だ。フロントバンパーのエアインテークには、ワンメイクレース仕様車 「ASSETTO CORSE」からインスピレーションを得た「ABARTH」の浮き文字があしらわれ、アバルトならではのレースの雰囲気を強調した。
全グレード共通の変更として、昨年1月に実施したフィアット500と同様の変更を内外装に実施。フロントライト周り(LEDデイランプ)、リアコンビランプ、センターコンソール周りを変更し、新たにグローブボックスとカップホルダーを追加、ステアリングホイールを新たなデザインに変更した。TFTメータークラスターは機能を向上し、Gメーターのグラフィックを刷新。5インチタッチパネルの新型ラジオ(Uconnect)を採用することで、同時にUSB、Bluetooth など様々な外部入力に対応した。
「595」では、最高出力をこれまでの135ps(MT)/140ps(AT)から145psとし、エンジンパフォーマンスを向上。シートはよりスポーティなデザインに変更し、ボディカラーに新色のレッドを設定した。
「595ツーリズモ」「595Cツーリズモ」では、ギャレット製大径タービンに変更すると同時に、最高出力をこれまでの160psから165psとしエンジンパフォーマンスを向上。新デザインの17インチホイールを採用し、ブレーキキャリパーをより高級感のあるブラック仕上げに変更した。シートはよりスポーティなデザインに変更し、ボディカラーに新色のパールホワイトを設定した。
「595コンペティツィオーネ」では、シートをカーボンシェルタイプに変更。カーボンインサート付のレザー/アルカンターラステアリングホイールを採用することで、他グレードとの差別化を図る。新デザインの17インチホイールを採用し、ボディカラーに新色のイエローを設定した。
メーカー希望小売価格は、アバルト595が、MT293万7,600円、AT309万9,600円、595ツーリズモが346万6,800円、595Cツーリズモが376万9,200円、595コンペティツィオーネが、MT365万400円、AT381万2,400円(価格はいずれも税込)。
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