今週のマーケット展望「イエレン議長の議会証言に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

2017年2月13日 14:19

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記事提供元:フィスコ


*14:19JST 今週のマーケット展望「イエレン議長の議会証言に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)
こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。

先週末にあった日米首脳会談を無事通過しましたね。今後の日米の動きが気になるところです。

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、2月13日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

まず、ここまでのマーケットの動きに関して、広木さんは、『先週末のNY株式市場は続伸。ダウ平均、S&P500、ナスダック総合はそろって史上最高値を更新した。日米首脳会談後の共同記者会見を受け、米国株は上げ幅を広げる場面があった。日米が通商・外交を巡って友好な関係を打ち出したと受け止めたからであろう』と伝えています。

日米首脳会談を終えて、気になる今週のマーケットの見通しについては、『注目イベントは14~15日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の上下両院での半期議会証言だ。利上げの機運がトーンダウンしているがそれを打ち消すような発言がなされるか要注目だ。日米とも株式市場は楽観ムードが支配的になっているが為替市場ではドル円の頭が重い。米連邦準備理事会(FRB)は10日、タルーロ理事が今年4月5日をメドに退任すると発表した。ハト派~中立のFOMC投票権者が退任するのだから、ドル高要因であるのに市場はこのニュースに反応していない。いずれ修正を迫られるだろう。今週は年初につけた昨年来高値更新もあるかもしれない。レンジは19,000~19,700円としたい』との見解を述べています。

今週は昨年来高値の更新に期待したいところですね。
飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由《SK》

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