ドーン 2Q売上高2.83億円、地方自治体等の防災・防犯分野を中心に営業展開

2017年1月13日 07:44

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記事提供元:フィスコ


*07:44JST ドーン---2Q売上高2.83億円、地方自治体等の防災・防犯分野を中心に営業展開
ドーン<2303>は11日、2017年5月期第2四半期(16年6-11月)決算を発表。売上高が前年同期比1.8%減の2.83億円、営業利益が同66.0%減の0.07億円、経常利益が同58.4%減の0.11億円、四半期純利益が同69.6%減の0.07億円だった。

売上高については、防災関連のクラウド利用料収入は増加したものの、納期が第3四半期以降になる案件が多く、受託開発売上が減少したことなどが響いた。利益面については、外注費は減少したものの、人件費や支払手数料等の販管費の増加などが影響した。なお、同社業績については、顧客の決算期である3月に売上計上される受注が多いため、第4四半期会計期間に売上高が偏重する傾向がある。

同社では、地方自治体等の防災・防犯分野を重点的に営業展開し、受注獲得に努めているほか、大規模災害時の情報共有システムや大学との共同研究による救命救急に関するシステム等、安心・安全に関わる新たなシステムの開発に注力している。

17年5月期通期については、売上高が前期比6.2%増の8.00億円、営業利益が同20.4%増の1.30億円、経常利益が同17.4%増の1.35億円、当期純利益が同7.9%減の0.93億円とする期初計画を据え置いている。《TN》

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