関連記事
対北朝鮮「日米韓緊密に連携していきたい」、稲田防衛相
記事提供元:エコノミックニュース
稲田朋美防衛大臣は10日の記者会見で、北朝鮮がICBM、大陸間弾道ミサイルの発射実験を強行する可能性を示唆していることについて、記者団の問いに答え「北朝鮮が核兵器の小型化・弾頭化の実現に至っている可能性は考えられる」としながらも「長射程の弾道ミサイルに関連する技術として、少なくとも大気圏再突入時の弾頭保護技術については、北朝鮮はこれまでのミサイル発射等について、実際に検証し得たものとは考えてはいない」と北朝鮮のミサイル技術についての現況での認識を示した。
そのうえで稲田防衛大臣は「北朝鮮は昨年3月にICBMの弾頭部の大気圏再突入環境模擬試験の実施を公表しており、技術獲得を追求する姿勢を示していることは明らかで、防衛省として、米国、韓国とも緊密に連携しつつ、引き続き必要な情報収集等に努めていく」とした。
また、安全保障政策において、稲田防衛大臣は「日米韓3ヶ国は、この地域の平和と安定に関して共通の利益を有しており、緊密に連携していくことが北朝鮮問題を含めた様々な安全保障上の課題に対処する上で重要と考えており、引き続き3ヶ国で緊密に連携していきたいと思っている」とした。(編集担当:森高龍二)
■関連記事
・安全保障では日韓協力を強化したい 稲田防衛相
・稲田氏の靖国参拝に「深刻な憂慮」と韓国が抗議
・13日にソウルで日米韓六者会合首席代表者会合
・北への日本政府の制裁強化策に韓国外交部が歓迎
・対北朝鮮で日本独自の制裁強化策を発表 菅長官
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 高レベルの日印経済関係構築目指す 齋藤経産相 3/10 22:05
- 在日米軍、能登半島地震被災者支援の物資輸送へ 1/18 20:54
- G7首脳テレビ会議でCO2削減姿勢を強調 岸田首相 12/ 8 09:17
- 日朝首脳会談実現への働きかけ強める 岸田首相 11/28 08:56
- 日中首脳が緊密に意思疎通図ることで一致 岸田首相 11/20 09:05