Cerevo、話しかけるだけで点灯・移動・写真撮影するロボット型デスクライト

2017年1月5日 07:26

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ロボット型デスクライト「Lumigent」(Cerevo発表資料より)

ロボット型デスクライト「Lumigent」(Cerevo発表資料より)[写真拡大]

 Cerevoは4日、話しかけると点灯するロボット・デスクライト「Lumigent(ルミジェント)」を開発したと発表した。発売は2017年秋。

 「Lumigent」は音声認識機能を搭載し、音声で形が変わるロボット型デスクライト。話しかけると言葉を認識し、点灯したり、形を変えるなどの動作を自動的に行う。本体は4方向に可動する軸を備え、使用しない場合は折りたたまれた省スペース状態になって待機する。呼びかけると、あらかじめ指定した位置に自動で移動しライトが点灯する。

 本体には無線LANおよびオートフォーカスに対応した8メガピクセルのカメラを搭載。机の上の書類を撮影して保存したり、無線LAN経由でスマートフォンを介して送信したりできる。撮影の動作も音声で行う。カメラは静止画と動画に加え、コマ送りでアニメーションにする映像も撮影できる。

 また、Micro USB端子を備えており、PCとUSBケーブルで接続することで8メガピクセルのWebカメラとしても利用できる。

 「Lumigent」は、5日から8日まで開催の米国の展示会「CES 2017」において、すぐれたデザインや技術を持った製品に贈られる「CES 2017 Innovation Awards」を受賞した。

 価格は4~7万円程度の予定。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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