米UCB、1メートル近くの高さまでジャンプできるロボットを開発

2016年12月13日 16:45

印刷

記事提供元:スラド

 米カリフォルニア大学バークレー校(UCB)の研究者らが、身長約26センチメートルながら1メートル近い高さまでジャンプできるロボット「Salto」を開発した(AFPPC WatchUCBのBerkeley NewsIEEE Spectrum)。

 Saltoは、モーターでバネを巻き上げて力を貯め、それを駆動力としてジャンプする構造を持つ。また、足のリンク構造を工夫することで高いジャンプ力を生み出せるようになっている。さらに高く素早くジャンプできるだけでなく、短い時間で繰り返しジャンプできるのも特徴。なお、研究者らは高くジャンプできる動物として知られるガラゴ(galago、いわゆるブッシュベイビー)並の跳躍力を目指したそうだが、残念ながらガラゴは1.7メートルの高さまでジャンプできるということで、ジャンプできる高さではまだ勝てていないようだ。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー | ロボット

 関連ストーリー:
NASAが賞金100万ドルの「バルキリー」開発コンテストを実施へ 2016年08月19日
Boston Dynamicsの最新4足歩行ロボット、バナナの皮を踏んで転ぶ 2016年06月25日
MITの四脚走行ロボット、障害物を飛び越えながら走り続けることが可能に 2015年05月31日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事