日産、「ノートe-POWER」に「MISMO」モデル追加

2016年12月8日 17:43

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ノート e-POWER NISMO ブリリアントホワイトパール(日産自動車の発表資料より)

ノート e-POWER NISMO ブリリアントホワイトパール(日産自動車の発表資料より) [写真拡大]

  • ノート e-POWER NISMO インパネ
  • ノート e-POWER NISMO シート
  • ノート e-POWER NISMO シート(RECARO)
  • ノート e-POWER NISMO スーパーブラック
  • ノート e-POWER NISMO ブリリアントシルバー(M)
  • ノート e-POWER NISMO ダークメタルグレー(M) <#KAD>
  • ノート e-POWER NISMO ガーネットレッド(CP) <#NBF>

 日産自動車は8日、新型EV「ノートe-POWER NISMO」を発売すると同時に、「ノートNISMO」、「ノートNISMO S」を仕様向上し、12日より全国一斉に発売すると発表した。

 11月2日に「e-Power」が発売されたノートは、11月の車種別新車販売で2004年の発売以来初の1位を獲得など好調な販売を記録。「e-Power」発売後3週間で月間販売目標の2倍となる2万台以上の受注を獲得しており、その7割以上が「e-Power」を選択するなど、人気の要因となっていた。「ノートe-POWER NISMO」は、この「ノート e-POWER」をベースにNISMOの専用チューニングを行なったモデル。

 NISMO(ニスモ、Nissan Motorsports International)は、日産のモータースポーツ部門で、日産車をベースとしたモータースポーツ用車体や関連部品などを製造している。量販車種に追加された「NISMO」ブランドのラインナップは、2013年2月に発売した「ジュークNISMO」から始まり、「マーチNISMO」、「フェアレディZ NISMO」、「NISSAN GT-R NISMO」と続き、「ノートNISMO」は2014年10月に発売された。

 「ノートe-POWER NISMO」は、NISMOのチューニングによりe-POWERのモータードライブ特性を最大限に活かし、「先進的な運転感覚」「胸のすくような加速性能」「優れた静粛性」など、一歩先をゆく新しいNISMOを実現するモデルとしている。

 専用のボディ補強と、厳選したスプリングによる専用サスペンションなどの採用により「上質な走り」と「スポーティさ」を高次元でバランスさせ、「1クラス上」のしっかりとした乗り心地性能と操縦安定性を実現。電動駆動の特性を活かし、どこからでも瞬発力の高い加速フィールを提供する専用チューニングコンピューター(VCM)を搭載。ノーマルモード、およびSモードでは「ノートe-POWER NISMO」独自のアクセルレスポンスや回生力を実現している。

 今回は、2014年10月に発売した「ノートNISMO」「ノートNISMO S」についても、内外装に新たなデザインを採用。車体色も、新たにガーネットレッドを採用し、5色のラインナップとした。「ノートNISMO」にはインテリジェントエマージェンシーブレーキやLDW(車線逸脱警報)などの安全装備も追加し、仕様向上を行っている。

 メーカー希望小売価格は、「ノートe-POWER NISMO」が245万8,080円、「ノートNISMO」が209万4,120円、「ノートNISMO S」が232万8,480円(いずれも税込)。

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