ピザ店が犯罪の拠点という偽ニュース信じた市民、店頭で銃発砲し逮捕

2016年12月7日 16:40

印刷

記事提供元:スラド

 米国では根拠の無い情報を堂々と伝える「偽ニュース」サイトが社会問題となっているが、このような偽ニュースサイトで「犯罪の拠点となっている」と伝えられたピザ店に市民が自動小銃を持ち込み発砲するという事件が起きたそうだ(AFP)。

 問題の偽ニュースは、この店が「ヒラリー・クリントン氏も関与する子供の拉致事件の拠点となっている」というもの。実際にこのニュースが真実であるという証拠は存在しないとのことだが、発砲した容疑者は「ネット上で出回っている疑惑を自ら究明するつもりだった」と述べているという。

 スラドのコメントを読む | ニュース | アメリカ合衆国

 関連ストーリー:
米大統領選で問題となった「嘘ニュース」の拡散にはロシアが関与していた? 2016年12月03日
10代の多くは偽のニュースやSNSへの投稿を見分けられない 2016年11月30日
SNSでの偽ニュース拡散問題を対策できる、「信頼性確認プラグイン」 2016年11月29日
GoogleとFacebook、虚偽のニュースを掲載するサイトへの広告掲出を禁止へ 2016年11月19日
オバマ大統領、今回の大統領選で偽情報を広めたとFacebookを批判 2016年11月10日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事