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米国株見通し:米雇用統計通過後はイタリア国民投票警戒へ
記事提供元:フィスコ
*19:40JST 米国株見通し:米雇用統計通過後はイタリア国民投票警戒へ
S&P500先物 2185.25(-6.75) (19:25現在)
ナスダック100先物 4709.50(-27.00) (19:25現在)
19:25時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは35ドル安程度で推移。欧州は小幅ながらも全般下落して推移している。
米株式市場の関心は11月の米雇用統計となる。雇用統計は、今月13、14日の連邦公開市場委員会(FOMC)前に発表される最後の雇用統計となる。連邦準備制度理事会(FRB)が1年ぶりの利上げに動くとの見方が大半だ。市場コンセンサスは非農業部門就業者数18万人増、失業率4.9%が予想されている。
なお、10月の非農業部門就業者数の増加はハリケーンの影響で約3万-4万人抑制されていた公算が大きいと見られている。その後、天候が安定していることから、11月の就業者数は押し上げられる可能性があり、12月利上げを後押しする内容になりそうだ。
その後は市場の関心はイタリアの国民投票に移るだろう。イタリア政府は憲法改正の是非を問う国民投票を12月4日に実施する。英国、米国に続く次の舞台としてイタリアの国民投票に注目が集まるなか、慎重姿勢が強まる可能性がある。週末要因から商いも細りそうである。《KK》
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