桜島の地下にマグマが蓄積、数十年以内に大規模噴火の可能性も

2016年11月7日 16:54

印刷

記事提供元:スラド

 鹿児島県の桜島を含む姶良カルデラの地下に、年間1150万立方メートルのペースでマグマが溜まっているという研究結果が発表された(共同通信産経新聞)。

 桜島は近年では1914年に噴火しているが(大正大噴火)、これは地下に溜まったマグマが噴出したものと推定されている。その際に放出されたマグマは15億立方メートルとされるが、年間1150万立方メートルのペースでマグマが溜まっていた場合、130年で同じ量のマグマが蓄積される計算となる。そのため、数十年以内に桜島で大きな噴火が起きる可能性があるという

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | サイエンス

 関連ストーリー:
ミュー粒子でピラミッドを透視するプロジェクトがスタート 2015年10月26日
桜島の避難勧告解除 「大規模噴火の可能性低下」受け 2015年08月24日
桜島で初の「警戒レベル4」、大規模噴火のおそれ? 2015年08月17日
ミュー粒子で桜島を透視する実験 2015年01月02日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事