日経平均テクニカル:中期形状のシグナルが徐々に好転

2016年10月25日 18:20

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記事提供元:フィスコ


*18:20JST 日経平均テクニカル:中期形状のシグナルが徐々に好転

続伸。マドを空けての上昇となり、その後も寄付きを安値に上げ幅を広げる形状だった。ボリンジャーバンドでは+2σの拡大に沿ったトレンドを形成しており、一気に過熱感が強まる状況ではない。週間形状では+2σでの攻防に。週足の一目均衡表では雲下限からの上放れをみせており、遅行スパンは上方シグナルをみせている。厚い雲ではあるが、次第に17900円近辺に位置する雲上限が意識されてくる可能性はありそうだ。日足の新値足は陽線が2本積み上がっている。週足については4月にかけての上昇での陽転がダマシになっている状況であり、長い陰線を形成している。週末終値で17572円を上回ってくると、6月に掛けての下落局面で陰転した長い陰線がダマシとなる。中期形状のシグナルが徐々に好転してきている。《WA》

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