終末のイゼッタ 第3話「天翔る剣」【感想レビュー】

2016年10月22日 12:14

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終末のイゼッタ 第3話「 天翔る剣 」【感想レビュー】© 終末のイゼッタ製作委員会

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 どんどん好みになっていくんですが、この作品すごくない?とにかくもう本当に姫様が素晴らしい人格者で惚れるしかない。

 そんなわけで、今回もあらすじと感想に参りたいと思います!

■終末のイゼッタ 第3話「 天翔る剣 」


 対ゲルマニア軍の最前線、ケネンベルクではもはや都市部住民たちの避難時間を稼ぐための戦闘でしかなかった。

 戦車隊は全滅。塹壕内からの銃撃はほぼ無意味に終わり、兵力は確実に削がれていく。

 そんな中イゼッタはエイルシュタット側へ立った介入を申し出るも、無関係なイゼッタを巻き込むわけにはいかないとフィーネによって拒絶される。

 もどかしい思いを胸に抱いたまま、フィーネの苦悩をしばし見守るイゼッタ。

 しかしゲルマニア軍の爆撃機襲来によっていよいよケネンベルクが落ちるかと思われた時、光の尾を引く何かが爆撃機を貫通した。

■イゼッタの魔力の使い方が、いい!!


 前半のあまりの絶望的な状況に「ボーっとしてんな頭下げろぉおおおお!!」「ダメだってそんな装備で戦車に効くわけ……あぁあああほらぁあああ!!」など口に出さずにハラハラさせられまくった今回ですが、その分イゼッタ出撃からの展開には拳を握るほどに熱くなりました!

 「ガンダム」シリーズでファンネル好きな人、絶対ちょっとは燃えたよね。
まさかランスがファンネル状態になるとは思ってもなくてですね!!もう、光の尾を引いて空を飛び交うランスのカッコよさたるや……!!

 でもあれなんですね。機銃の弾は無力化できても、爆撃機を貫通する際にはあのバリア的なものは作動せずに折れたり曲がったりして使い捨てになるんですね。

 あのバリアが有効なままだったら、ランス一本でかなりの数を墜とせたんじゃないかなと思ったんですが筆者の考えが甘いのだろうか。

 しかしランスが使い捨てに終わったあと、登場した剣の使われ方もよかったです。

 まさか縦横に組んで砲弾を弾く盾にするとは思ってなかった……!!

 戦車に対抗する手段はどうするんだろうと思っていたら、まさかの方法で驚かせてもくれました。

 好き。

■姫様が高潔すぎて好きにならずにいられない


 そしてもう一人の主人公である姫様。もう本当に、高潔且つ人格者でどうしようかと思いますよね!!

 こんな姫様だったらそりゃ命投げだしても力になろうと思えるよ……!!

 負傷兵たちに命の使い方を説いた後、自分たち大公家がなすべきことも満足にできていない無力さに耐える姿がもう、健気で 可愛い 辛い。

 死に場所すら選択肢がないことを謝罪した後、重ねて平穏な日常を維持することができない無力さを謝罪するとかもう本当素敵だなと思います。

 違うよー!やつらが勝手に侵略戦争しかけてきたんだよー!姫様も大公家も悪くないよー!!

 さらに一人でも有効な戦力が欲しい局面であるにもかかわらず、友人というだけで戦火に身を投じようとしているイゼッタを押し留める誇り高さもすごく好きです。

 姫様なら、万が一これ以降イゼッタが悪い魔女の誹りを受けることになってもまた前に立って守ろうとしてくれるんだろうなぁと思えます。

 ただ、まだ3話だからね!!これからイゼッタがゲルマニア側に囚われて異端審問にかけられたりすることになっても驚かないよ!!そんなの考えたくはないんだけどね!!

 3話が終了し、戦闘描写も含めて今後がますます楽しみになってきた「 終末のイゼッタ 」。残念ながら今回で視聴離脱、という人もいらっしゃるかとは思いますが、筆者は期待しまくって継続視聴していきたいと思います!!

終末のイゼッタ 第2話「 傷痕と、銃声と 」【感想レビュー】

(あにぶ編集部/井之上)

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