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軟調の原油市場、今後の動きは? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
*14:54JST 軟調の原油市場、今後の動きは? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
10日のプーチン大統領の発言で原油価格は51.6ドル付近まで上昇しましたが、足元では原油価格は軟調ですよね。
今回も気になる原油市場についてレポートします。
まず週間石油在庫統計について、サンワード貿易の松永さんは、『週間石油在庫統計に対する市場予想平均は、原油240万バレル増、ガソリン130万バレル減、ディスティレート130万バレル減となっております』とおっしゃっています。
またファンドの買い越し枚数については、『NY原油におけるファンドの買い越し枚数が2週連続で年初来最高を更新するとともに、2週間で10万枚ほど買い越し枚数が急増しました。ここまでファンドの買い越し枚数が大幅に膨らむと、何かのきっかけ次第でファンドの利益確定の売りが加速する可能性もあります』とのことです。
原油相場の今後については、『ウィーンで10月28~29日に開催される産油国会合まであと10日間ほどあることから、それまではNY原油の調整安に警戒するところかもしれません』とのこと。
加えてNYダウとの関係性について『米国の利上げ観測の高まりを受けてNYダウがボックス圏相場から「保合い下放れ」となれば、NY原油が追随する可能性もあるだけに、NY原油市場にとってNYダウの動向に注意が必要となりそうです』とおっしゃっていました。
原油価格は今後も注視していきたいですね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月18日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子《FA》
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