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【業績でみる株価】ダイトーケミックスは17年3月期業績予想および配当予想を増額修正、上値追い期待
ダイトーケミックス<4366>(東2)は9月26日、17年3月期第2四半期累計と通期業績予想の増額修正、および配当予想の増額修正を発表した。株価は年初来高値更新の展開だ。さらに増額修正を好感して上値追いが期待され、15年7月高値が視野に入りそうだ。
化成品事業の感光性材料が好調に推移し、売上原価率低下も寄与する。第2四半期累計連結業績予想は、売上高が10億円増額して前期比28.4%増の60億円、営業利益が4億円増額して同2.3倍の5億50百万円、経常利益が3億円増額して同1.9倍の5億円、純利益が3億円増額して同2.0倍の4億50百万円とした。
通期の連結業績予想は、売上高が15億円増額して前期比17.9%増の115億円、営業利益が4億50百万円増額して同47.1%増の7億50百万円、経常利益が同3億50百万円増額して同34.4%増の7億円、純利益が3億50百万円増額して6億50百万円(前期は9億70百万円の赤字)とした。
配当予想は期末2円増額して年間4円(期末一括)とした。前期は無配のため4円増配となる。
株価の動きを見ると、7月28日発表の第1四半期大幅増益を好感して、安値圏200円近辺から8月1日の300円まで急伸した。その後は260円~280円近辺でモミ合う形だったが、再動意の形で9月26日には年初来高値となる320円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。さらに増額修正を好感して上値追いが期待され、急伸した15年7月高値374円が視野に入りそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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