10時時点の日経平均は前日比230.15円安、三菱UFJ、野村など金融株の下げが目立つ

*10:01JST 10時時点の日経平均は前日比230.15円安、三菱UFJ、野村など金融株の下げが目立つ
10時時点の日経平均は前日比230.15円安の16314.41円で推移している。欧米株の下げや円高推移などが嫌気されて東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は16300円台でスタートした後は、ドル・円が100円09銭まで円高ドル安が加速したこともあり、16285円まで下げ幅を拡大した。10時からスタートする米大統領候補によるTV討論会に対する警戒感が先行している様子。日経VI（ボラティリティ・インデックス）は一時、前日比3.22p高の23.90pまで急騰している。

TOPIXコア30銘柄では、武田<4502>、村田製<6981>が前日終値水準でもみ合っているほか、全銘柄が下落している。とりわけ、ドイツ銀行の急落が影響して、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、野村<8604>、東京海上<8766>と金融株の下げが目立つ。また、パナソニック<6752>、デンソー<6902>、JR東<9020>も売られている。

（先物OPアナリスト 田代昌之）《MT》